TENKOKU



ここのコーナーでは篆刻についてわかりやすく、簡単に説明していきます。

・「篆刻」は、広い意味で「印」に含まれます。つまり印鑑の仲間です。
私達が普段使っている実印と同じ仲間なんですね。

じゃぁ違いは何?というと、

・使用される書体が「篆書体(篆書についてはこちら)
・そして何よりも違う点は、「美しさを追求する」点にあります。
素晴らしい書作品に印を押すわけですから、位置や角度、大きさ、使用する石材などすべてにおいてこだわっている点が違います。

昔は印鑑屋さんなんてなかったので、自分で書いた作品などに押す印鑑は自分で作っていました。
自分で彫っていたのですね。
篆刻は元の時代に始まったと言われています。
その頃にとっての中国人にとって詩、書、画と並んで1つの資格でした。

「篆書」は秦の始皇帝が統一しましたが、「篆刻」については誰もまとめていませんでした。
そこで清の時代に、陳克恕(てんこくじょ)という研究者がそれまでにあった様々な篆刻の説をまとめました。いわゆる「超初心者向け 篆刻入門!」のようなものですね。その本の名前は「篆刻鍼度(てんこくしんど)」といわれています。

その中身はとにかく細かく正確にまとめられていて、印刷の歴史、印材、刻印の方法などたくさんの情報が全8巻に渡って詰め込まれています。日本にも多大な影響を及ぼしたと言えます。

篆刻は今まで説明してきた通りながぁぁぁぁぁい歴史ですから、もちろんルールというものが存在します。
しかし最近では、そのルールにとらわれず、気軽に篆刻を楽しもうという人が増えています。

このサイトの印鑑を創作している「辰巳氏」はルールを知りつつ、自分の個性と特徴を前面に押し出した作品を創出しています。本来こうやって楽しむものだったんでしょうね。

最近はディジタル化が進んできていますのでコンピュータで簡単に彫れる時代です。
みなさんが見たことのあるほとんどの印鑑はパソコンを使って作られた印鑑だと思います。

こういう時代だからこそ一切コンピュータを使わない人手によるものが貴重であると思います。


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