中国の歴史を見てもそうなのですが、
書風は、その時代の影響を強く受けることがわかります。

平安時代は貴族中心のおっとりとした優雅な時代でした。
それにともない書風も優麗温雅としたものでした。

しかし皆さんもご存知の通り鎌倉時代は 平家、源家の2大勢力
が暴れまくりましたよね。
書風を見てもやはり動乱の世の中が反映された書となっています。
(もちろんすべてではなく平安時代の書をそのまま受け継いだ作品も多数あります)

また書の技術や技よりも精神世界を重んじる風潮が出始めました。
中国の宋元書道の流れです。この頃から禅宗が盛んになってきます。


土佐日記 藤原定家筆
鎌倉時代らしい元気で男らしい書風がにじみ出ている



後撰和歌集 伏見天皇筆

気品がありますよね





※メルマガ「簡単おもしろ書の歴史」より抜粋。
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タイトル:【 「書」を書く愉しみ 】 光文社新書より