「 現代中国 〜上海の旅〜 」上海の旅を終え、無事帰国しました!(2002年11月) いやーすごい!中国はすごい。 何がすごいかと言うと、漢字が多い!(当たり前) そして目に入ってくる漢字のレベルが高い!(これも当たり前) しかし予想外だったのが、簡体字の普及率が高いこと。 看板などのパソコン書体はほとんどが簡体字を使っています。 ※簡体字とは・・ ____________ 1949年に中華人民共和国が成立すると, 文字の改革が起こり1956年に「漢字簡化方案」が公布されました。 これにより, 2,238字の「簡体字」が規定され,旧字体が大幅に変更されました。 その後,文化大革命の混乱期を経た後の1977年12月に,「新簡体字表」が公布されました。 この「第二次漢字簡化方案」で,総計 853字の簡体字が追加される予定でしたが, かえって混乱を招くとの理由から1986年に廃止と決定されました。 (文字と書体の豆知識《雑学編》より抜粋) _____________ 漢字の本場、何千年の深い漢字の歴史を持っている中国が 簡体字を使用してるところを見ると残念な気がします。 香港、台湾、日本にはもちろん旧漢字そのままです。(一部改正) 中国の若者は繁体字(今までの書体)を読めない人も多いようです。 水墨画家の方々はさすがに簡体字は使わないようです。 また看板も、書作品(額、掛軸等)「楷書体」がほとんど見当たりませんでした。 ほとんどが行書体。(もちろん行書体のレベルは高いものばかり) 考えられる理由として ・行書は柔らかいイメージがある ・楷書は難しい ・中国の現代人の好みが行書体にかたよっている が挙げられますが、他にどんな理由があるのでしょうね? また掛軸や額に関しては、やはり古典をもとにした正統派の書が多く見られました。 日本のように、前衛書や、漢字仮名交じり、その他もろもろ。。。 といった様々なジャンルは存在しませんでした。 (少しはあります) これも文化の違いが如実に表れています。 食べ物も日本はあらゆる種類を日本風にアレンジしてますよね。 また、言葉はまったく通じないのですが、 さすが同じ漢字圏の国。文字をその場で書けば、だいたい通じます。 向こうの、有名な水墨画家の方や、字のうまい中国人と 文字コミュニケーションをしたのですが、私の書を絶賛してくれました。 これは本当にうれしいものです。 とにかく中国はパワフルで、ごちゃまぜで、 日本人が忘れている大切なものがありました。 上海蟹、北京ダックはもう飽きました(笑) 書きたいことはまだまだたくさんあるのですが、 とりあえず写真日記をご覧下さい クリック! http://www.fudemojiya.com/event/suibokuga/shanghai/ ※メルマガ「簡単おもしろ書の歴史」より抜粋。 メルマガのお申込はこちら
タイトル:【 「書」を書く愉しみ 】 光文社新書より トップに戻る |