鄭ほ(ていほ)
曹全碑を学び、新しい形の隷書を創り出した。碑学派の1人


劉よう(りゅうよう)
楷書七言詩冊(かいしょしちごんしさつ)

帖学派の1人。王羲之を学ぶ。
78歳の時の作品。
政治家としても素晴らしい人物。

今週はいよいよ 中国最後の王朝 「清」 ですね。
漢民族が支配していた「明」を 満州から来た 
「後金」(金王朝・女真族の後裔)がやっつけます。
「ヌルハチ」というヘンな名前の人が うまく満州民族の統合を図り滅ぼしました。

清王朝は、初代〜12代皇帝すべてが素晴らしい皇帝だと言われてます。(そうとは思えませんが)
特に 4代目皇帝「康熙帝」は「天才皇帝」と言われてます。
まっ、わたしのような人ですね(大変失礼しました)

なんで天才と言われたかというと、
政治にも軍事にも文化的にもすべての面において
完璧とも言える施策を打ち出していきました。
今の日本にもこういう人が現れてほしいですね。

他にも清が大繁栄した理由として、

@文芸に力を入れたこと
・・・芸術・文化の反映は平和をもたらします!!
A漢民族を追いやらずに仲良くしたこと
・・・蒙古至上主義で滅びた元に見習って欲しい部分ですね。
等が挙げられます。

そろそろ書の方に話を移しましょう。

前期には董其昌(とうきしょう。前回の明ででてきましたね)
の文人主義の書風が流行。
4代皇帝「康熙帝」が個人的趣味で董其昌の書を好んだことも追い風になったようです。

その後 注目すべきは「帖学派」「碑学派」の2つにわかれたことです。
帖学派は、法帖により書を学び、碑学派は、碑などの石版を学ぶ流派です。

書体としては
「帖学派」は楷書、行書、「碑学派」は篆書、隷書が主です。
いずれにしろ古典の手法を研究し、精神までも学ぶことにおいては共通点でした。。


なぜか書というものは、いつの時代も論議が激しくなされています。
言い方を替えれば かなり盛り上がってます。
現代でも書について議論がなされますが、聞いているだけでもおもしろいものです。
私としては書が盛り上がってくれればそれでよいと思ってますが・・・

・・・・で、清は「辛亥革命」が起こり中華民国が成立するまで約300年続きました。



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康熙帝(こうきてい)
「行草書趙北口詩軸」
(ぎょうしょしょちょうほくこうしじく)

文章中に出てきた「天才皇帝」。
董其昌を好んだと言われる。





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タイトル:【 「書」を書く愉しみ 】 光文社新書より


      

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