「 職人 と 書  」

今回の彫刻の森のイベントの美術監督を担ったことにより、
たくさんの職人さんたちと触れ合うことができました。
(畳、建具、表具、庭園職人)

代々受け継がれてきた技術や知識、知恵をしっかりと身につけています。
かっこいいです。
長年熟成されたものには、味があり説得力があります。
(もちろん腐る部分もあるが)

書の歴史を見ていくと今までの書家というのは、職人タイプがとても多いと感じます。

師匠がいて、技術を受け継ぎ、お弟子さんに伝える。技や道具にこだわる。

しかし、全く違うタイプの書家もいます。

・アーティストタイプ
 時代性をはらみ、メッセージ性がある。時に改革者。

・研究者タイプ
 書くことより、歴史や道具などの知識を文章にするタイプ

・先生タイプ
 教えるプロ。生徒達の向上を最大の目的とする。

・ミックスタイプ
 上記の要素をバランスよく含む。

さて、これから書をやる方、そして今までやってきた方はどれに当てはまると思いますか?



職人の特徴として
「受け継ぐ」「伝統」があるわけですが、
その結果として様々な流派が生まれました。
今の日本には数え切れないくらいの流派が存在します。

では、この「流派」という考え方はいつごろから生まれたのでしょうか。

キーワードは「青蓮院」
答えは次回で。




※メルマガ「簡単おもしろ書の歴史」より抜粋。
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タイトル:【 「書」を書く愉しみ 】 光文社新書より



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