智永(ちえい)
「真草千字文」

欧陽詢(おうようじゅん)
「九成宮醴泉銘」

ちょ遂良(ちょすいりょう)
「雁塔聖教序」


まず隋、唐の代表的な書道家の名前を羅列してみます。
臨書する際に参考にしてみてください。

私のスタンスとしては、様々な書道家の書を臨書することも大切かもしれないが、まずは好きな書家の書を一筋に練習した方がよいのかなぁという考えです。そしてじわじわと広げていく。


智永(ちえい)・・・「真草千字文」等が有名。王羲之の子孫。

欧陽詢(おうようじゅん)・・・代表作に「九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんのめい)がある。欧陽詢の字は王羲之の字よりも単純化し、シンプルを追求している。現代の楷書に多大な影響を与えていることはまちがいない

ちょ遂良(ちょすいりょう)・・・「雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうのじょ)」が有名。まじめな性格だと思います。字がまじめですもの。でもちょっと目立ちたがり屋かも。楷書なんだけど、隷書の要素も少し使用しています。

虞世南(ぐせいなん)・・・孔子廟堂碑(こうしびょうどうのひ)等が有名。
かなり頭のいい人だったと聞きます。虞法と呼ばれる書法を確立した人物です。欧陽詢とよく比較される書道家です。楷書を完成させた書道家の1人です。

孫過庭(そんかてい)・・・書譜(しょふ)が有名です。草書の代表作です。孫過庭は、王羲之、王献之の作品をかなり研究しました。草書作品は、定評があります。

顔真卿(がんしんけい)・・・顔氏家廟碑(がんしかびょうのひ)等が有名。
この人はとてもあばれんぼうで、今で言う石原知事みたいな人であった?この人は今までみんなが王羲之の字に憧れて、その流れで書いてきた書体を根底からくずがえしました。すごいエネルギーと実力をもった人です。


隋と唐をほんとに簡単にまとめるとすると。。。
「王羲之vs顔真卿」
ですね。いろんな書家が出てきましたがみんなが王羲之の流れなのに対して顔真卿さんは、まったく違った書体を流行させました。


虞世南(ぐせいなん)
「孔子廟堂碑」

孫過庭(そんかてい)
書譜


孫過庭(そんかてい)
書譜




※メルマガ「簡単おもしろ書の歴史」より抜粋。
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タイトル:【 「書」を書く愉しみ 】 光文社新書より